人向けのレジストリ


この記事は「メモ」です。後で調べたいことに関するリンクや、軽い説明を残しておくことを目的としています。内容が少なくなっていますがご了承ください。

人向けのレジストリ(Humane Registry)は、Martin Fowler さんが提唱した概念で、サービス指向アーキテクチャやマイクロサービスにおいて、たくさんあるサービスの中から有用なサービスを探すための仕組みの一つ。

この言葉を見つけた場所:

SOAの初期の進化の過程で、どのサービスが動作しているかを理解するために、UDDI(Universal Description, Discovery, and Integration)といった標準が登場しました。しかし、これらのアプローチは重かったので、システムを理解しようという代替技術につながりました。Martin Fowlerは、人向けのレジストリ(https://oreil.ly/UI0YJ、Humane Registry)という概念を提唱しました。この概念は、人が組織内のサービスに関する情報をWikiのような基本的なものに記録できる、より軽量なアプローチです。

O’Reilly Japan – マイクロサービスアーキテクチャ 第2版 (oreilly.co.jp), Sam Newman

registry という言葉はサービス・レジストリから来ていると思われる。どのようなサービスがあり、サービス間の通信はどのようなフォーマットでやり取りするかといった情報を保管するところ。

humane という言葉に関しては

〔苦しんでいる人や動物に対して〕人間味[人情・思いやり]のある、人道的な

humaneの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB (alc.co.jp)

という意味があるようで、サービスを探す人を支援するようなものであり、かつサービスを提供する側も苦労が少なくそれを用意できる必要がある気がしてくる。

Humane Registry の記事をざっくりまとめると

  • 人向けの情報であること
  • サービスの状況(リリース状況や今取り組んでいること、バグ、サービスがどれくらい使用されているか)が見えること
  • サービスの提供者だけでなく、利用者の意見もわかること
  • 更新に手間がかからないこと、できれば自動化すること
  • 誰に問い合わせればよいかわかること

OSS で GitHub を使って情報提供するような感じで、組織内のサービスも情報提供するようなイメージだろうか。


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