分析

本レポートのデータ集計・分析・ビジュアライズは Anthropic Claude を活用して作成しました。 詳しい活用方法はブログ記事をご覧ください → www.zu-min.com/archives/1705

Survey Report — Q11-1

開発手法の
導入状況調査

ウォーターフォール vs アジャイル系手法(DevOps含む)の普及状況を分析

N = 362 社
ウォーターフォール
55.5%
導入済み(全社+一部)
全社導入: 37.0% / 一部: 18.5%
アジャイル系(DevOps含む)
51.9%
いずれか1つ以上を導入済み
アジャイル単独・DevOpsを含む
各手法の導入状況(詳細)
ウォーターフォール 導入済み計 55.5%
アジャイル(厳密:スクラム等) 導入済み計 31.2%
アジャイル(緩やか:ルールなし) 導入済み計 45.3%
DevOps(DevSecOps) 導入済み計 23.5%
全社導入済み
一部の部門・PJで導入済み
検討中
予定なし
わからない
手法別・導入済み比率まとめ
ウォーター
フォール
55.5%
201 / 362社
アジャイル
(厳密)
31.2%
113 / 362社
アジャイル
(緩やか)
45.3%
164 / 362社
DevOps
(DevSecOps)
23.5%
85 / 362社
🔍 分析サマリー

ウォーターフォールの導入率 55.5% に対し、アジャイル系手法(DevOps含む)を少なくとも1つ導入している企業は 51.9% と、ほぼ拮抗しています。

アジャイルの内訳では、厳密なルールを伴うスクラム等は 31.2% にとどまる一方、ルールを設けない緩やかなアジャイルは 45.3% と高く、日本では「ゆるやかなアジャイル」のスタイルが先行して普及している傾向が見られます。

DevOpsは 23.5% と比較的低く、依然として普及途上にあります。「検討中」が14.1%存在することから、今後の伸びが期待される領域です。

企業種別ごとの導入状況

各企業種別における「ウォーターフォール」「アジャイル系いずれか」「アジャイル(厳密)」「アジャイル(緩やか)」「DevOps」の導入済み比率。

WF
アジャイル系
いずれか
AG
厳密
AG
緩やか
DevOps
ユーザー企業
n=247
43.7%
38.5%
17.0%
34.0%
15.4%
ユーザー系情報
システム子会社
n=8
87.5%
87.5%
62.5%
87.5%
25.0%
受託開発ベンダー
/SIer
n=83
84.3%
79.5%
60.2%
67.5%
44.6%
組込みソフト
ウェアベンダー
n=4
100%
100%
75.0%
100%
50.0%
パッケージソフト
ウェアベンダー
n=13
61.5%
84.6%
61.5%
69.2%
38.5%
その他ソフト
ウェアベンダー
n=7
57.1%
71.4%
71.4%
57.1%
14.3%

※ n が小さい企業種別(組込み n=4、ユーザー系子会社 n=8)は参考値としてご参照ください

🏢 企業種別サマリー

ユーザー企業(n=247) はウォーターフォール 43.7%・アジャイル系 38.5% と、全体平均より両手法ともに低め。社内IT部門が多く、変化への対応が遅い傾向がうかがえます。

受託開発ベンダー/SIer(n=83) はウォーターフォール 84.3%・アジャイル系 79.5% とどちらも高水準で、顧客要件に応じて両手法を使い分けているものと考えられます。DevOps も 44.6% と他種別より高い点が特徴的です。

パッケージソフトウェアベンダー(n=13) はアジャイル系が 84.6% と最も高い水準で、製品開発のサイクルにアジャイルが定着していることが示されています。

出典 IPA(情報処理推進機構)ソフトウェア開発分析データ集 2025 — https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/software-engineering/software2025.html